2016年9月24日土曜日

ふぐ養殖場 その2

養殖業者さんの整備場で、初めての竿出しでした

「ここ釣りしていいの?」
・・・内心びくびくしながら、クレーンの横につきだした足場の上から
筏に向けて遠投気味に釣りを始めました。

深さはおそらく竿2本程度
竿を立ててリールと同じくらいの高さまで浮きを垂らして
リールのすぐ近くに浮き止めを縛っています

季節的にえさ取りはほとんどおらず
撒き餌をしてダイレクトに浮きを入れて、また撒き餌
それでほとんど付け餌が残ってきます。

しば~らく打ち返していると
けっこう風が吹き付けてきました
この日は北よりの風で、本来は追い風になるはずなのですが、
この場所は北側(背中側)に切り立った崖を背負っています。
だったら本当に風裏、北風に対しては無風状態・・・

ところがそうではないですね。
上空を背中から海へと吹き抜ける風が強くなると
釣り場はこんなとこ(次男の後ろ姿です)
当然その吸い上げで崖を伝って上昇気流が生まれます。
そしてその流れは海面近くの空気を「北向きに」動かし、
つまりは上空とは逆の「南風」が吹きつけることになります。

最初は、訳が分かりませんでしたね。
「何で南風??」

しかも風向きは東西南北、ころころ変わります。
そのたびに海表面の流れも変わり
実に浮きが落ち着かない状態に

撒き餌の合わせ方がさっぱりわかりません
立ち位置も高いので、竿先を海面に向けていても
道糸が風と表層水の流れに取られ、さっぱり撒き餌が効きません

あーでもないこーでもないと試行錯誤している内に、
風が弱くなってきて、海全体の潮の流れが落ち着いてきたようです

回収時に、付け餌がだいたい浮きと同じ場所から上がってきます
当然G2でもしっかり馴染んで、結構深く入っているようです

そして・・・

いきなり来ました。

「ん?道糸が・・・」
と思った次の瞬間、「ぎゅんっ!!」
危うく竿を持って行かれるところでした。
(当時はベールを上げて待つ・・・と言うスタイルを持っていませんでした)

このときは立ち位置が高く、遠投気味に浮きが入っていたため
竿が伸される状態になるのを何とか踏みとどまることが出来、
ふぐの水揚げ風景
強靱な突っ込みとやりとりすることが出来ました。

魚は沖に向かって「ゴンゴンぎゅーん、ゴンゴンぎゅーん」
しばらくやりとりした後じわじわよってきて、
なんとか最後はタモに納めることが出来ました。

魚は 45cmのマダイでした。

このサイズのマダイを釣り上げたのは初めてで、本当にびっくりしました。
私には本当に巨大な魚に見えたのです。

経験が少ないというのは
実はとても幸せなことなのですね。
驚きや喜びの沸点が引くのですから。

その日の釣果は、良く覚えていませんが他にチヌを数匹上げたと思います。
いずれも40cm半ばで、
いったい総額いくら?
家族にクーラーを開けて見せる時の私の鼻は
確実に1cmは伸びていたようです。

こうして、この後しばらく、私はこの場所に通うことになりました。

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