2016年9月24日土曜日

ワンドの潮流

養殖場の地形の特徴は・・・

①そこそこ深い

 護岸が埋め立てで結構せり出しており、5mほども岸から離れると竿1本
 更に離れると、竿2本ほどの深さがあります。
 つまり埋め立てのために、「どんぶか」的な場所になっているのです。

 そこに、「護岸の基礎石、養殖関係の廃棄品など沈下物、岬の延長に伸びる根」など
 結構いろいろストラクチャーがあり、魚の付き場としてはA級と思います。
 それらストラクチャーの周辺はもちろん砂地です。

②護岸のストレッチの影響

 まっすぐな護岸や防波堤は、
 水の流れを横に流す働きがあります。
 風や潮流は、このストレッチにぶつかると方向を横向きに変えます。
 風向きがどうであれ、護岸前はほとんど横向きの潮流が発生します。

 特に、この場所は右にも奥まったアームを持ち、
 埋め立て地の前はかなり広く開けており、
 北側の切り立った崖の影響もあって
 護岸前は横向きの流れが発生しやすい地形になっているのです。

 護岸の中央部で釣りをする場合、岸近くに撒き餌を大量に打ち、
 護岸と平行に流れる潮流に乗せてチヌを寄せて釣る・・・と言うのが
 まずは一般的なチヌ釣りになるでしょう。


③竿出しポイント周辺の海底
 
 左の入り江は、少しずつ浅くなって奥に続いています。
 ですから、遠投して探るエリアは、
 深みが入り江に入り込む地形になります
 
 つまり、この入り江から出入りする潮流を釣るということです
 そしてその海底は右の図みたいな感じ
 基本砂地ですから、潮流が遅ければ
 長時間付け餌を海底に這わせても ひっかかりません。
 でもそれが流されると、どこかで根掛かりしたり、
 でかい魚に根に持って行かれることも多々あります。

この場所で釣りを初めてしばらくは
やはりG2の浮きを多用していました。
風が強ければ3Bまで

それで、なかなか釣果が出ず
いろいろ考えるようになりました。
それが、今のスタイルに繋がっています。

とにかく、釣れるタイミングは
決まっていたのです。つまり

「付け餌が浮きの位置とずれなくなった時」

です。

そしてそんなタイミングは一日の内ほんの少ししか無く

それ以外は延々と、撒き餌をまいては浮きを入れての繰り返し
撒き餌を巻く場所や浮きを入れるタイミング
撒き餌がたまる場所の想定

いろんな事を考えてやってみるのですがうまくいきません

それで

海の中の流れをもっとよく考えることにしたのです

(続きは次回)

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5年間の 鷹島 舩唐津近くの 石積み短波止

ここはふぐ養殖場の次にはまった場所です

兄弟仲良く ふかせ釣り

いい風景ですねぇ

そのうち長男は行かなくなりましたが
次男がはまりました

今は高3で 受験のため一休み

いずれは 車を運転して じじいになった私を
海まで連れて行ってくれると・・・   期待してます はい。




















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